人間ドック当日の朝を迎えました
朝、してはいけないこと
①何かを食べたり飲んだりする❌
②朝のジョギング、筋トレ、引っ張られながらの犬の散歩❌
③おしっこ❌
④金属製の物やレントゲンに写るものを外していない❌
①はわかります。
前の日から絶食でしたよね。
喉乾いたな、とかお腹すいたな、とか思っても、我慢ですよね。
後、こういう女性がいました。
家族の朝食を作っていて、うっかりもやしを1本つまみ食いしてしまい、飲み込んでから気づいたけど後の祭り…
検査は一応OK出たので受けたけど、写真にくっきりもやしが写っていたそうです(笑)。
②も、筋トレは肝臓の検査の数値に異常が出る可能性があるんですよね。
筋トレマニアの人って、ついつい限界まで挑戦してしまうから…
グイグイ引っ張られる犬の散歩は、確かにある意味筋トレですよね!(笑)
③ですけど、オシッコは
済ませておいたらまずいんですか?
はい。始まってすぐ採尿を求められることがあります。
前日から水分をとっていないので、一度出し切ってしまうと溜まっていないので出なくなりがちです。
実は、私も慣れていない若い頃に朝済ませてしまい、トイレで何分も「出ない〜! 出ない〜!」と焦りながら頑張っていたら、心配したスタッフの人に声をかけてもらうという恥ずかしい思い出もあります。
あるアンケートでは、採尿検査でなかなかおしっこが出なくて焦った経験がある人は2割くらいいるそうです。
あと、腹部のエコー検査のときに膀胱におしっこが溜まっていないとエコーが見えにくいから、ということもあります。
でも、「我慢できないーっ、洩れちゃうーっ!」てなったときは仕方ないよね、、、。
④の、金属製の物というのは、ネックレスや時計やベルトじゃろ?
レントゲンに写る物って、金属製の物以外にあるのかの?
はい、あります。
それは、肩こりや疲労を取るためによく貼り付けておられる、あの磁気治療器具(●●●エレキバンの類)です。
検査着に着替える時に装飾品は外しますが、肌に貼りっぱなしの物は色も肌色だったりで気づかないことがあります。
その場で写真が確認できなかった昔、磁気治療器具がまだ出始めの頃に、医者がレントゲン写真を見て肺にくっきりとした⚪️がいくつも写ってびっくりして大騒ぎになったことがあったそうです。
今では、笑い話ですが。
それと、プラスチック製の紐の調節部分もない方が良いよ。
女性限定だけど、留め具がないスポーツブラジャーはOKだよ。
①問診票(裏もありますよ)
②便潜血検査2回分(検便のことです)
③上部消化管内視鏡検査問診票または胃部X線検査問診票
胃カメラはどうしても嫌だから、昔からやってるバリウム飲むX線検査にしてほしい。
という人は、申し出ればこのx線検査にしてもらえるそうです。
④子宮ガン検診問診票(女性で希望者のみ)
⑤乳がん検診問診票(女性で希望者のみ)
⑥健康保険証
⑦数万円の現金(クレジットカードOKや事前入金の所もあります)
⑧その他ある人は…お薬手帳・他施設での検診データ・ドック受診券や利用権・市町村発行の検診用のハガキ・メガネかコンタクトレンズなど
受付の何分前くらいに着くといいのでしょう。
以前は、受付が後の順番になると、検診がどんどんずれ込んで待たされる時間が延び延びになり、早い人との時間差が大きくなるからできるだけ早い受付がいい、ということがあり、1時間以上も早く来て受付のための番号札が用意されているのでそれをとって受付まで待つ、ということがありました。
今は、私の受ける検査機関では、スタッフも受ける側のことを考えるようになったのか、検査システムも向上してなのか、遅く受付しても以前ほど待たされることがなくなりました。
心配な方は、受ける予定のところに問い合わせるか、そこでドックを受けたことがある人から情報を得ると良いと思います。
0.受付
・持ってきた問診票と検便を渡す
・名前と生年月日、胃の検査の方法、前夜から絶食してるかなどの確認
・更衣室の案内とロッカーの鍵、検査の流れがわかる紙をもらう
・検査着はサイズがあるので合うものを選ぶ
本日の検査の流れの説明
検査の順番は、だいたい決まっていますが何かの理由で変わることがあります。
そういえば、おしっこが出なくて尿検査が遅くなる人がいるらしいのよね。
ということで、今回は私が受けた順番にどんなことをしたのか、レポートしていきたいと思います。
検査1.胸部エックス線検査(レントゲン検査)
若い人でもよく健診でする呼吸器系のX線写真です。これをお医者さんが後で異常がないか判断されます。検査対象は、肺、心臓、気管支、横隔膜・胸膜、肋骨・鎖骨・背骨、胸部の大動脈などです。
息を大きく吸って〜、そこで止めて!動かないで!
と、指示を出す担当の方は、お医者さんではなくて放射線技師さんです。
検査2.血液検査(採血)
苦手な人もいる、注射器で腕の血管から血を採り成分などを調べる検査です。
健康状態については血液からわかる情報が一番多いと言ってもいいでしょう。
そのためか、10〜15mlの採血官で2本(または3本)分採ります。
なぜ分けるかというと、採血官の中にはあらかじめ、血液を検査に適した状態に保つための薬が入っているからです。
検査によってその薬が違うので、検査が多いほど採血官の数が増えることになります。
採血する方の腕をぎゅっと握って、と言われますが、これは血管を浮き出させるためです。
血管が見つけにくい人は、この採血に苦労する人がいますね。
ベテランのスタッフ(看護師さん)ならともかく、新人さんに当たると、何回も挿し直しとかはもうギャグ漫画です。
笑えない…
血液検査では、様々なことが分かります。
空腹時血糖値、HbA1c、HBs抗原、HCV抗体、etc…
HBs抗原とか、難しい用語を言われてもねえ、、、。
検査内容の専門用語より、どんな病気が発見されるか具体的な病名を上げる方が分かりやすいですね。
その他肝臓、脾臓、腎臓の異常 、コレステロール値 など
ちなみに、アラ還レデイの突撃人間ドック PartⅠ〜検便は大事編〜
でも言いましたが、直前のダイエットとか筋トレはこの検査でバレます。
普段通りの生活を心がけましょう。
なお、希望すれば、B/C型肝炎や梅毒感染検査などをオプションで受けることができます。
検査機関によって違うのでよく確認してください。
検査4.腹部エコー(腹部超音波検査)
お腹に超音波を当てて、内臓を調べます。
ベッドに横になるのですが、その時にヒヤッとするゼリー状の物をお腹に塗られます。
その後、機械でお腹をあちこち撫でられながら、じっとしています。
技師さんは、コンピュータ画面も見ながら時々ボタンを押しています。
多分、写真を撮っているのだろうと思いますが、それは検査報告には出てこないので、お医者さんの所見のためでしょう。
異常があれば、検査後の説明で見せられるのでしょうが、幸いなことに私はまだそれに当たったことはないのでー。
この検査でわかる病気などは、
そして、いよいよ本日の最大の山場、胃カメラへと向かいます!
検査5.上部消化管検査(胃カメラ)
何度ドックを受けても、この胃カメラだけは、逃げて帰りたくなります。
廊下の待合の椅子で座って待っている間、90%以上の人が、
早く終わって欲しい!
どうか楽に終わりますように!
と祈るような気持ちで待っていると思います。
それほど、我慢を強いられる検査です。
いえ、でした。
初期の頃は、「バリウム」というまるで石膏を溶かしたような白いどろっとした重たい液体をコップ1杯飲まされて、レントゲン撮影でした。
それでは、病気を見つけにくい、ということで胃の中を直接カメラで撮影するという、胃カメラがごく最近まで主流でした。
今の胃カメラのトレンドは、
アラ還レデイの突撃人間ドック PartⅠ〜検便は大事編〜
の中で、胃カメラ(内視鏡検査)の申し込みは、鼻からがベスト!という記事を書いていますので、こちらも読んでみてください。
さて、いよいよ検査室に呼ばれました。
ここで、内視鏡を胃に入れる前の準備があります。
検査機関のサイトでは、安心させるために良いところしか言わないので、ここでは、被験者としての体験として、良い所も悪い所も書きたいと思います。
検査室での準備
①胃の中をきれいにするために消泡剤を飲みます。
100ccほどの、透明っぽい少し甘い匂いのする液体。水より少し重め。
胃の中の泡を消して胃壁をきれいにするためだそうです。
紙コップに入れてあり、飲みにくくはないけど美味しくはないです。
カメラが入るのが口からでも鼻からでも飲みます。
②鼻からカメラの場合は、鼻の穴に局所血管収縮剤をスプレーされます。
これは無味無臭で一瞬で終わります。
鼻の血管を文字通り収縮させて、鼻血を予防するためです。
③次に、局所麻酔をします。
歯医者と同じ麻酔で、事前に歯の治療時の麻酔で気分が悪くなったことはないか聞かれます。
麻酔といっても注射ではなく、鼻からの場合は、鼻の穴にゼリー状の麻酔薬を流し込みます。
これはきちんと効くようにしばらく上を向いて我慢していなくてはならず、喉の方に少し流れたりして気持ち悪い感じでした。
出しても良いけど、鼻をかんではいけません。
④そしていよいよか、と思いきや、内視鏡を入れる鼻の穴を左右どちらにするか決める作業があります。
確かに、両方の穴に入れる必要はないよね。
入れる内視鏡の大きさの硬めのストローのような物を、鼻の穴の片方ずつに入れて、入りやすい方を選びます。
この時に痛みがある人は、口からの方に切り替えるかスタッフの方と相談です。
では、名前を呼ばれ検査室へ入ります。
検査室は暗幕を張ったように薄暗く、緊張状態が走ります。
検査用ベッドに、左側を下にして寝るように言われます。
緊張しないで、リラックスしてくださいね。
とか言われますが、そんなの無理って感じです。(笑)
私が受けたところでは説明はありませんでしたが、極度に緊張される人や、抵抗感が強い人には、鎮痛剤(静脈麻酔)を勧められる機関があるようです。
鎮痛剤とはいえ一種の麻酔で眠ったような状態で受けられます。
しかし麻酔なので、点滴で行われ、終わった後も意識がぼんやりしているので数時間は車の運転等の集中が必要な活動はできません。
診察台に横になると、腕に血圧と脈拍を測る装置が付けられます。
そして、目の前にお医者さんがいて、モニター画面が映されます。
このモニターにカラーで内視鏡が写している自分の消化管が映されるというわけです。
では始めますよ。
力を抜いて、画面を見ててください。
と言われ、鼻に入れていたスティックが抜かれ替わりに同じ側の穴に胃カメラが入れられます。
うわー、きたー!いよいよだわー。
口からの胃カメラは、この最初の喉ろ通過するときの嘔吐反射が最も苦しいところです。
スタッフの人も、背中を撫でたり、「力を抜いて!」と声をかけたりし
てくれますが、どうしても「おえっ!」となるのは止められません。
検査をするドクターも迷惑そうな顔をしながら管を通しているのがわかるのですが、どうにもなりません。
こっちは苦しくて涙がぼろぼろ出ます。
時間にすれば、数秒から数十秒のことなのですが、1年で1番苦しい時間と言っても過言ではありません。
それに比べて、鼻カメラは鼻の奥から何かが降りていく違和感さえ我慢すれば、痛みや苦しさがほとんど無く段違いに楽です。
会話もできるので、検査しながらお医者さんも話しかけてこられたりします。
大丈夫ですか?痛かったら言ってくださいね。
前のモニターに映りますからね、見ててもらってていいですよ。今、食道を通ってますよ。
という感じ。
まあ、お医者さんにもよると思いますが、黙って仏頂ズラでされるよりはいいです。
でも、鼻から管が入っていると思うと話す気分にはならず、せいぜい「はい。」とかの返事くらいしかできませんでした。
では、ここから動画や写真でお見せできない分、私の体験を喋ります。
鼻からの内視鏡は鼻の入り口はスムーズに入りました。
麻酔もしてるので痛みはありません。
喉に差し掛かった時、少し当たる感じがして、何かが喉の奥を通る気がして、つい、うえっとなりそうでしたが、口からのに比べたら嘔吐反射はほとんど無いと言ってもいいくらいです。
ただ、私も数年前鼻からの検査が始まってすぐの時、お医者さんもまだ慣れてなかったせいなのか、喉を通過する時、痛みがあり、終わってからも数日喉が痛かったことがあります。
多分、カメラが喉に傷をつけたのだと思います。
それで鼻カメラは嫌になり、翌年からまた胃カメラに戻った、という経緯があります。
だから、内視鏡検査がうまい病院とか検診センターはどこか、と私も聞かれたりしますが、担当する人は一人ではないし、若い方や慣れていないお医者さんが当たれば、先ほどの私のようなこともあり得るので、お医者さんが複数いる病院や検査機関の口コミはあまりあてにしないほうがいいと思います。
さて、話を喉通過後の様子に戻しますが、モニターを見ていたり、お医者さんが教えてくれたりで、胃に内視鏡が到達したことがわかります。それまでは、なんとなく白っぽい所から、ピンクがオレンジ色に近いカラーの広い洞窟のようなはっきりした壁が見え、カメラがあちこち動いて胃壁の様子を見せてくれます。
襞のような凹凸が見えます。
ところどころ、小さい赤い点のようなものが見えましたが、特に説明はありませんでした。
そのまま進むと、道が少し狭まり、十二指腸の方も見られます。
十二指腸の入り口ですよ。
ここまできたら、あとはスコープを戻していくだけです。
戻す時に、少し管が当たるので違和感を感じますが、挿入する時よりずっとスムーズです。
時間にして10〜15分でしょうか。
腕につけた血圧や心拍数をチェックする機械を外して検査終了です。
「気分は悪くないですか?」
と聞かれることもありますが、そういう方は経過を見るために休んで行くように言われると思います。
鼻に違和感は少しありますが、痛みはありません。
鼻をかむのもふんだんにおいてあるティッシュで自由にできますが、もしかしたら鼻血が出る方もいるかもしれませんから、強くはかまない方がいいようです。
検査6.尿検査
この検査は、自分の名前が書かれた紙コップを渡され、トイレに行っておしっこを取って、トイレ内の決められた場所に置くだけです。
が、一番笑える人間ドック体験PartⅡ〜当日までを3分割でハッピーな結果を!
で書いていますが、朝の準備段階でしくじると冷や汗タラタラの検査になります。
尿検査でわかる病気は次の通りです。
腎臓の疾患や機能障害、尿路感染症、腎臓や泌尿器系の結石・癌・ポリープ、脱水、発熱性疾患、肝障害、溶血性貧血、便秘、前立腺の疾患など
あと、女性では生理中は申告しないと、検尿に経血が混じり、誤診につながる可能性があります。
検査機関では、生理中の尿検査は行わず、生理期間でない後日尿検査だけ行うか、検査日自体を変えることを勧めています。
でも、忙しい人は何ヶ月も前から日程調整をしてきているので、たまたま生理中に当たってしまったからといってまた後日、というと検査機関によっては数ヶ月後ということも珍しくないので、尿検査だけパス、という人が多いでしょう。
検査7〜9.血圧・身長・聴力の検査
これは、小学校からしてきていることなので説明はいらないと思いますが、最近の機器はデジタル化しているので、身長と体重が一度に測れるのとかありますね。
それと、聴力検査は防音の箱のようなところに入って測定します。
年齢とともに高音域から聞こえづらくなるそうです。
検査11〜13.視力・眼底・眼圧検査
視力検査は小さい頃からしていますよね。
特にメガネやコンタクトをしている人は慣れっこですね。
でも、眼底検査と眼圧検査はビビりますね!
目の奥側にミリ単位の細かい血管があり、エコー検査などではわからない血管のつまり具合を直接見て発見できます。
つまり、目の検査というより動脈硬化を調べるものです。
光る点をじっと見つめてもらい、フラッシュのような眩しい光を当てて撮影します。
一時的に目がくらみますが、すぐ直るので心配ありません。
それがどのくらい膨らんでいるかを検査します。
眼圧が低い場合は、網膜か脈絡膜の剥離、虹彩毛様体炎
などが疑われます。
目を大きく開けてもらいますよ。
空気が当たりますから一瞬びっくりしますが、我慢してくださいね。
ここで、私は時間を食いました。
なぜかというと、眼圧検査にはまつげやまぶたが邪魔になりやすく、
「目を大きく開けてください」
「まぶたを引っ張って上げてもらえませんか」と言われ、頑張って指でまぶたを押し上げました。
でもなかなかOKが出ませんでした。
検査14〜17.体重・肥満度・体脂肪率・腹囲の検査
さあ、やってきました!
検査自体は簡単なものですが、結果で日常生活が大きく左右される、いわゆるメタボ検査!!
血圧や脂質代謝異常についてはドックの他の検査でわかるので、ここでは腹囲を測られます。
引っかかりたくないからと無理にお腹を凹ませても、相手はプロですよ!
すぐに見抜かれて、注意を受けます。
身体測定は、他の人も同じ部屋にいることがある(私の場合はそうでした)ので、他の人に聞かれると恥ずかしいですよね…
ぷっ、あの人、無駄なあがきをしたのね。
私の場合は、ぎりセーフだったので保健指導はスルーできました。(ホッ😌)
検査18.肺機能検査
息を吸う力や吐く力、酸素を取り込む力などを調べ、喘息や肺の疾患の有無がわかります。
鼻をクリップで閉じ、トイレットペーパーの芯のような筒をくわえ、息を思いっきり吐く、長く吐く、最後まで吐く、など指示された通りにします。
普段しない呼吸なので、終わった時はフーって感じです。
検査19.心電図検査
心臓の動きに異常がないか調べる検査です。
ちなみに、この検査は100年前に考案され、ノーベル賞も取っているほどの大変優れた検査です。
12種類の波形を測定することで、不整脈や心筋梗塞や狭心症の発見につながります。
受け方としては、ベッドの上に仰向けで寝て、両手首や足首をコードのついたクリップのようなものではさみ、心臓の周辺にはシールのようなものをペタペタと貼られ、数分じっとしているだけです。
特にストレスは感じませんが、よく検査器具が冷たくて、付けられるときにちょっと冷やっとするくらいでしょうか。
検査16.腹部超音波検査
超音波を腹部に当てて、肝臓・膵臓・胆嚢・腎臓などの状態を調べます。
お腹を出してベッドに横になります。
検査技師さんが、お腹にゼリーのようなものを塗ります。
これも冷やっとする感じですが、事前に
「ちょっと冷たいですよ。」
と声をかけてくれることが多いです。
センサーのような機械をお腹に滑らせる感じで当てられます。
ぬるっとしたゼリーの上を機械がピタッとお腹にくっついたまま移動していくので、少しくすぐったいです。
なので、くすぐったがりの人には結構きついかもしれません。
笑うとダメですし、どうしようもないので、超くすぐったがりの人には内視鏡検査より地獄かもしれません(笑)
検査17.問診
問診は、あらかじめ提出した問診票に漏れはないかとか、家族を含めた既往歴や今かかっている病気や飲んでいる薬についての確認や、今の体調について質問をされます。
私の経験だと、検診の初めが多いですが、他の検診の合間に呼ばれてチェックされることもあります。
ちなみにこれをするのは保健師さんか看護師で、医師では無いようです。
検査18.医師の診察
あと、なぜか、医師の診察があります。
この時間もお医者様の時間次第みたいで、まちまちです。
専門の内科医先生による全身状態のチエック、聴診器での心音・心雑音の確認、頸部リンパ節などの触診があります。
ほぼ、さらっと終わります。
これだけ検査方法が進歩しても、人間対人間でその人全体を診るということは大事なのですね。
さて、ここまで一通りの基本的な検査は終わりです。
「お疲れ様でしたーっ!」
と帰りたいところですが、まだあと一つ、最後のまとめ、のような時間があります。それが、
検査19.結果説明・(保健指導)
もし、お時間なかったら、結果説明はパスされていいですよ。
えっ?いいんですか?ラッキー❤️
今までは医師の結果説明までは帰れなかったんですが、どうしても午後になることありました。
今回は、メタボ対象の保健指導に当たらなかったし、お医者さんによる当日結果説明も絶対ではなくなった、ということですね。
早く帰れて、受信者には好評だと思います。
でも、実は、終わってからのお楽しみがあるのです。
それは、検診機関の食堂で
無料のお昼が食べられるのです!
前日夜の9時から絶食で、検診がほぼ終わるまで何も食べていないので
お味噌汁が胃に染みるわ〜❤️
というくらい美味しくいただけます。
自分で帰り支度して受付でやり取りしてから食べに行くとなると、ほんと遅くなりますよね。
同じ建物内で、着替えや退出手続きをする前にすぐ食べられる、というのはポイント高いです!
初めて受けるところなら、検査後に食事が提供される(または有料でも着替えずに食べられる)かどうかの確認をしておくと良いです。
さあ、食事も終われば後は着替えて精算をして帰宅です。
検査着は更衣室の指定の場所に置くかそのままロッカーに入れるか、受付に返却かは、検査機関の指示に従ってください。
全ての検査が終わりました。(今回はオプションをいくつか受けていますが、記事にはしていません。)
受付で、ロッカーのキーを返し、検査料金を払い領収証をもらって終了です。
支払いをカードでできるところも増えているようです。
詳しい検査結果は郵送で送られてきます。
職場か自宅か選択できます。
家族に先に結果を知られて、余計な心配をさせたくないわ。
精検受けて悪かったら、言わなくちゃだけど…。
職場によっては、検査を受けたか、結果はどうだったか報告義務のあるところもあリます。
私の職場もそうなので、結果の通知は職場に届くようにしました。
封筒の中に、要精密検査という文字が見えないことを祈りましょうーー。
また私が受けた精密検査の数々を記事にするつもりです。
では、ここまで1万字を超えましたが、長い文を読んでくださってありがとうございました!
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